廃車買取後の車について

廃車買取後の車について

廃車とは車の車歴を抹消する手続きの事を言います。廃車には2通りあり、車をスクラップにする廃車を永久抹消登録と言い解体せずに車歴を一時的に抹消する事を一時抹消登録と言います。

廃車と言うとスクラップのイメージが強い為一時抹消登録を知らない方が思います。一時抹消登録した車は再度登録する事が可能なのでどちらの廃車方法を選ぶかによって廃車買取後の車は違ってきます。永久抹消登録の手続きはスクラップにしなくてはできません。

廃車買取後の車は基本的にほぼ全てリサイクルされます。最初は解体へ回され部品やパーツごとに分解されます。自動車リサイクル法により20%のシュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類は自動車メーカーや業者が引き取り適正に処理されます。残りの80%は鉄やアルミニウムなどの金属なので、大半は原材料として再販されます。タイヤも無駄にはならず燃料として使用されます。原材料となる前にまだ故障や劣化していないエンジンやオルタネーター、外装のドアやフェンダーなどは部品単位で販売されます。これらは主に自動車の故障を直すための修理に使用されます。国内は当たり前ですが最近では海外からの需要も多くなっています。

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