電気自動車、EVについて

電気自動車、EVについて

電気自動車とは、従来の自動車がガソリンを燃料として動くのに対し、電気の力によって動く自動車のことです。英語でElectric Vehicleと書かれることから、略してEVとも呼ばれています。

従来の車は、ガソリンをエネルギー源とし、それを燃焼させることでエンジンを回転させ、その回転エネルギーを車輪に伝達して走るというのが基本的な仕組みです。これに対して電気で走る自動車は電池を搭載しており、その電池から供給される電気を利用してモーターを回転させ、その回転エネルギーを車輪に伝えて走るという仕組みになっています。

ガソリンを燃焼させないことから二酸化炭素などの温暖化ガスを発生させることがありませんし、もちろん排気ガスも生じません。エンジンに比べるとモーターは動作時の音が静かなことから、騒音も軽減できます。このあたりが大きなメリットです。

一方、ガソリンの持つエネルギーと比較すると、電池に蓄えることができるエネルギーというのは重量あたりでも体積あたりでも現時点の技術力では劣っています。また、ガソリンはほんの数十秒程度で満タンにできる一方、容量がなくなった電池を十分に充電にするには最低でも数十分程度はかかるというデメリットもあります。

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